
家具コレクション 王様の帽子 - ニック・ロス/コンテム
The King's Hatはコンテムとデザイナー、ニック・ロスのコラボレーション。このコレクションは、フレデリック1世のもと1730年代に植えられたライム並木から剪定された枝を使用している。その結果、歴史、持続可能性、現代的なデザイン言語をユニークに組み合わせた家具やオブジェが誕生した。このシリーズには、シーティング、コーヒーテーブル、花瓶、フロアシャンデリアがある。このプロジェクトは、忘れ去られた素材を時代を超越した作品に生まれ変わらせるというコンテムのビジョンと、デザインとストーリーを織り成すロスの能力が融合したものである。
陪審員のモチベーション
ニック・ロスはコンテムとのコラボレーションにより、歴史的な共鳴と現代的な鋭さを併せ持つオブジェ「The King's Hat」を制作した。そのフォルムは典型的でありながら驚くべきものであり、好奇心を刺激し、解釈を誘う、微妙なユーモアのセンスを持つ彫刻的な姿である。
フレデリク1世が植えたクングシャット島の樹齢300年の菩提樹から落ちた枝を使ったオブジェは、場所、素材、形が融合した物語を運んでくる。ここでは、象徴性と実用性が、予期せぬ、しかし自明な全体像の中で相互作用し、すべての線と面がよく練られている。
The King's Hatは 、明確な芸術的・概念的価値を持つプロジェクトである。王様の帽子から廃棄された菩提樹の価値ある利用であり、デザインがいかにアイデンティティを創造し、文化的に根付き、同時に新たな展望を開くことができるかを示す一例である。空間にも思考にも残るオブジェ。
