ホセ・ルイス・マルティネス・ベラルデのプロジェクト「廃棄物から創造する」からの画像。

ホセ・ルイス・マルティネス・ベラルデ – 2026年スウェーデン若手デザイナー奨学金受賞者

奨学金:Arctic Design Center

再利用、アクセシビリティ、社会貢献に焦点を当てたプロジェクト。EU資金による支援を受けています。

廃棄物からものづくり

「廃棄物を通じたクラフト」は、廃棄行為(物質的な廃棄物と社会で疎外された人々)を調査し問題化するデザイン研究プロジェクトです。 このプロジェクトは、廃棄された段ボール箱から作られた家具を中心に、スウェーデンで移民や亡命希望者を支援するクィアグループ「Newcomers」とのコラボレーションによる共同制作を方法論として採用しています。物質的な廃棄物と社会的排除を結びつけることで、支配的なシステムが物や生命をどのように交換可能かつ処分可能にするかを考察しています。

廃棄物は人間の生活に自然な部分だけど、人新世では生態系や廃棄物処理能力に負担をかける世界的な危機にエスカレートしてるんだ。 一方、グローバル・ノースの右派政治運動は、移民や多様性を脅威として描き、自由の剥奪、周縁化、国外退去につながる政策を推進している。このプロジェクトは、私たちが廃棄物を排除する方法と、人々が排除される方法との間に類似点を見出している。

一連の共同ワークショップを通じて、参加者は廃棄された段ボール箱(消耗品を象徴する素材)を機能的な椅子やスツールに変える作業に参加します。こうした機会は共同体意識と内省を促し、参加者がプロセスに影響を与え、結果に自らの足跡を残す機会を提供します。こうして完成した家具は、共同創造と共有利用の媒体となります。 椅子やスツールといった日常的な物に社会的・物質的な物語を組み込むことで、このプロジェクトは、デザインが排他的なシステムを可視化し、それに挑戦する方法を示しています。

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